政治経済

政治経済

自民党憲法改正草案にみる「家族」概念の危険性

自民党の憲法改正草案は、9条関係や「公益及び公の秩序」が国民の諸権利を制限すること、及び緊急事態という「戒厳令」条項がやり玉に挙がるが、もう一つ気になるのは「家族」の概念の強調である。現行憲法には家族に関する記述はなく、わずかに第24条;婚...
坂井万利代

改憲の意図はIS対策(地上戦)でない危険性について

先日、法律、戦争の歴史の詳しい杉江さん、桝本さんが(IS対策と照らし合わせ)、現行憲法の第9条に関する記事を投稿されました。大変まっとうな意見だと思います。懸念されるのは、安倍首相の一番の目的である憲法改正の意図と(最終的には第9条2項削除...
政治経済

自衛隊~憲法解釈という砂上の楼閣

陸海空自衛隊20万人の軍事的能力は世界の中でも上位だそうである。しかし、憲法第九条によって「陸海空の戦力はこれを保持しない」となっているので、国内的には日本国政府は「防衛力」をもっていて戦力は持っていない、「防衛装備」をもっているのであって...
政治経済

誰が日本を守るのか〜憲法と自衛隊〜

自衛隊のことをJAPAN SELF-diffenceなんじゃらと英訳するらしいが、どうせ海外からはJAPAN ARMYとかJAPAN NAVY、要するに日本軍としか呼んでもらえないのだから「軍」でいいでしょう。1945年アメリカ合衆国は、日...
坂井万利代

現行憲法、第9条2項を守りたい!

昨年、大きなテロが起き、ISが「kamikaze」と特攻隊を英雄視しているのは、多くの方が知る通りです。なぜ、kamikaze=神風(特攻隊)、世界中を脅威に陥れているISやアルカイダのテロの共用語になっているのでしょうか。私は徹底的に反戦...
坂井万利代

参院選前に、ほぼデタラメパンフレットを公布するの?

先日、私が書いた記事は「日本国憲法はアメリカの押し付けではない?」と疑問形式で書きました。疑問形式にしたのは、できるだけ中立でありたい、読み手に考える機会を持つため、との意図がありました。参考文献で挙げた本の3冊は、我が家にたまたま、ある本...
坂井万利代

日本国憲法はアメリカの押し付けではない?

戦後70年にあたり、自由民主党が、国民の度肝を抜くような憲法草案を出したのは多くの方がご存知だと思います。日本の現行憲法は、アメリカからの押し付け、とよく言われますが、それは本当でしょうか。仮にそうだとしても何かの問題になるのでしょうか。ま...
坂井万利代

続編:自民党が野党時にカルト化した理由?

先日、私が投稿した記事にかなり説明不足があると思い、続編を書くことにしました。(重複する箇所については、ご了承いだけたら幸いです。)自民党が(狭義の)愛国化した理由として2つの説を挙げました。(野党時の)安倍総裁は、①野党になったときに、お...
政治経済

日本国憲法の前文は”Amazing grace”である

アメリカ合衆国の人々にとって、第二の国歌とも言えるほど親しまれ、特別な意味を持つ賛美歌が"Ämaging grace"です。結婚式など特別な日に歌われます。この歌はイギリス人のジョン・ニュートンという人が晩年に作詞しました。ですからアメリカ...
坂井万利代

自民党は何故、野党になったときカルト(愛国)化したのか?

杉江さんが先日投稿された記事「みんなで作る改正日本国憲法プロジェクト」で、非常に意義あるプロジェクトを発表されました。私はコメント欄で「自民党は野党になったときに何故(極右団体)日本青年社に憲法草案を作らせたのでしょうか?(以下略)」と、ず...