憲法

エッセイ

自民党の憲法草案を丁寧に読んでみてビックリ、問題は9条以外の部分だった。

はじめに言っておきますが、僕は憲法9条擁護派でもなければ、憲法を改正することに断固反対する考えもありません。どうせ改正するなら、まともな憲法にしたいと、強く願う国民の一人です。9条に関しては、中学生時代から疑問がありました。「陸海空軍その他...
坂井万利代

明らかにおかしい自民党草案の緊急事態

昨年11月に、ISによるパリの同時多発テロを受けて、オランド大統領が、緊急事態を宣言し、ブリュッセルのテロの影響か。昨日、緊急事態の3ヶ月の延期がニュースになりました。EUは現在、ISの深刻な脅威に突きつけられています。緊急事態は、チュニジ...
政治経済

自民党憲法改正草案にみる「家族」概念の危険性

自民党の憲法改正草案は、9条関係や「公益及び公の秩序」が国民の諸権利を制限すること、及び緊急事態という「戒厳令」条項がやり玉に挙がるが、もう一つ気になるのは「家族」の概念の強調である。現行憲法には家族に関する記述はなく、わずかに第24条;婚...
坂井万利代

現行憲法、第9条2項を守りたい!

昨年、大きなテロが起き、ISが「kamikaze」と特攻隊を英雄視しているのは、多くの方が知る通りです。なぜ、kamikaze=神風(特攻隊)、世界中を脅威に陥れているISやアルカイダのテロの共用語になっているのでしょうか。私は徹底的に反戦...
政治経済

日本国憲法の前文は”Amazing grace”である

アメリカ合衆国の人々にとって、第二の国歌とも言えるほど親しまれ、特別な意味を持つ賛美歌が"Ämaging grace"です。結婚式など特別な日に歌われます。この歌はイギリス人のジョン・ニュートンという人が晩年に作詞しました。ですからアメリカ...
坂井万利代

(加筆修正)安倍総理はIS対策の空爆、地上戦に加担しないと決断した、また憲法改正について

12月21日に一般社団法人 樫の会(慶應義塾大学の社交倶楽部) 憲法学者 早稲田大学、長谷部恭男教授、国際政治学者 東京大学藤原帰一教授が「新安保法制をどう考えるか」 について公演されました。その内容について、以下記述します。国際政治学者 ...
政治経済

安保関連法案は「可決」したけど今は「効力がない」はずだ

みなさん御存知の通り、平成27年9月19日未明、安倍内閣は武力行使を伴う集団的自衛権を認める内容の、安保関連法案を参議院本会議で可決・成立させました。これを受けて、自衛隊をはじめとする公務員は、今後どのように振る舞えば良いのでしょうか? 法...
政治経済

安部政権の独裁は逆に日本人の心にデモクラシーの火を灯した

革マル派でも中核派でもない(我ながら例えが古いな)、民青や国労・動労でもない。共産党でさえない、ごく普通の若者たちが、SEALDsというグループを作って、国会前で安保関連法案反対のデモ活動をしました。すぐにSEALDs関西など全国規模に広が...
政治経済

それでも安保法制は可決し、この夏から日本はテロに怯える国家になる

連日にわたって国会前をはじめ全国各地で「戦争法案に反対」のデモが行われ、国会では野党の追及に、安倍首相が幼稚な答弁でのらりくらりと逃げています。首相の答弁が幼稚なのは、とりあえずやり過ごしておけば、7月中旬には法案は衆議院で絶対多数で強行採...
政治経済

憲法を改正できるまで日本国民は十分成熟しただろうか

憲法改正論議が現実に視野に入ってきた現在、改正推進派と反対派に分かれています。僕はそのどちらでもありません。あるサイトでは日本国憲法の改正に全体として「賛成」か「反対」かのアンケートをとっていましたが、まったくナンセンスです。どこをどう改正...